2014年 BESTアルバム
はい、という事で年間ベストっすよ。何度も言うけど 今年は新譜も旧譜も混ざったランキングになってます。あえて混ぜてます。 なので「あれ?これ去年出たアルバムじゃね?」みたいなボケた事言うのはやめてね。(一応、旧譜にはリリース年を表記してあります) はい。つーことで、ドーゾ。
2014年BESTアルバム TOP20
20位:Jacuzzi/杏露虫(2008年)
このバンドは06年の1st「Lick me all over」が超名盤なんだけど、負けじとこれも良かったですよっつー話。
19位:Efter, Utan Under/Via Fondo
スウェーデンの激情ハードコアバンドVia Fondoの1stアルバム。TOKYO JUPITERさんにて購入。ジャケットも良し。
18位:Radiance Of Shadows/Nadja(2007年)
長らく絶盤になっててプレミア化してたんだけど、2014年めでたく再発。どうでもいいけどウチの次男(2さい)にこれ聞かせたら泣き止んで 寝た。
17位:Nihiliste(s)/Celeste(2008年)
けっこう有名なフランスのバンドらしいけど俺ぁ知らんかった。何気にheaven in her armsに呼ばれて来日もしてたんだね。 陰鬱で漆黒で絶望的で、重たい。のたうちまわっとる。
16位:Discography/Cop On Fire(2008年)
元Ekkaiaとか、なんかそこらへんのメンバーで結成されたネオクラストバンドCop On Fireのディスコグラフィ盤です。粗暴極まりない爆走スタイルです。ジャケの獣の如く吠えまくってる一枚。超カッコいい。
15位: Noise/BORIS
のっけからD-Beatsで爆走する強烈な曲もあるし、なんかBUCK-TICKっぽい耽美な曲もあります。その他、ストーナー、オルタナロック、ドローン、シューゲ、アンビエント、etc…と、まさにキャリアを集約したような1枚になってます。あとやっぱ轟音が最高。ライヴ(2014.09.21 SUN@CONPASS)も凄かった。
14位:Here And Nowhere Else/Cloud Nothings
勢い良し、メロディ良し。前作に続いてのランクインです。ラスト曲「I'm Not Part Of Me」は名曲。 なんつーか男の子の音楽だよな(?)。次も期待してる。
13位:Hardcore Emotion/Naiad(2003年)
京都の激情ニュースクール ハードコアの大名盤1st EP。バンドは06年に解散してますが語り継がれる存在となってます。合間に挟まれるインスト曲もスゲー良いんだなこれが。
12位:Rock n riot/Protestera(2002年)
スウェーデン産アナーコ・パンク名盤だってさ。ツイン声なんだけど 特に女ヴォーカルが良い。笑ってしまうほどパワフル。パンクアティテュードが迸ってます。
11位:Plague Waters/Snöras(2008年)
北欧カオティックハードコア。狂った激情をぶっぱなしながらも、終始 美があふれておる。ゾッとするほど美しい。
10位:Old Departures, New Beginnings/The Trainwrecks
ジャーマン激情系ハードコアの最高峰!だけど 俺は知らんかった。いやーすごいねコレ。基本的に俺ってばこういう音楽が好きなんだな、と謎に再認識させられた一枚。
9位:Flores, Carne/Viva Belgrado
スペイン激情ハードコア/ポストロックバンドの1stアルバム。最近のenvyとか、あとExplosions In The Skyっぽい感じもあります。スペイン語。これもTOKYO JUPITERさんにて購入。
8位:Totem/Baton Rouge
Daitro,12XUのメンバーにより結成されたBaton Rougeの最新作。LongLegsLongArms Records レーベル第4弾。最初は「なんか地味だなあ」とも思ったんだけど、気付けばずーっと聴いてました。夜明けのドライブに合う。
「泣いていたら 体がまた小さくなって 私は自分の涙の池に 溺れそうになりました」
6位:On The Eternal Boundary/Archaique Smile(2013年)
東京の轟音インストメンタル・ロックバンドの2013年に出た1st。これ、年中、聴いてたわ。けっこう普通にExplosions In The SkyとかMONOって感じなんだけど、真摯な感じが凄く良い。またライヴが見たい!
5位: Lichtlaerm/Minus.Mensch/Alpinist(2011年)
ドイツのネオクラストバンドAlpinistの1stと2ndをカップリングした2枚組。お得。全てをなぎ倒して大暴走するが如くの音塊です。重厚なのに速い!ぼく、こんなん大好きや!最高。
4位:Hubardo/Kayo Dot(2013年)
去年(2013年)、話題になった1枚。なんかもう どう言って良いのかわかんないけどヤベえ2枚組です。気色悪いです。トランペットとブラストビートを合わせちゃったりしてます。
3位:ヒビノコト/Isolate
遂に出たIsolateの1stフル。ドス黒な激情が苛烈なブラストビートで漆黒のアレが、すごいアレです。とにかく殺気が凄いや。 何かのインタビューでメンバーが「『君の靴と未来へ』を目指した」だの何だの言ってたけど、いやはや、あれに勝るとも劣らない名盤ですよ。またライヴ見に行くぜ。
2位:MAYBE,NO ONE ELSE WORTH IT/BRAVE BIRD(2013年)
CAP'N JAZZとかALGERNON CADWALLADERからの影響がモロなBRAVE BIRDの1st。捨て曲皆無の大名盤だと思うけど、バンドはすでに解散済の模様…。
1位:Complete Discography/Ictus
3LAさんと多くの好き者達の惜しみない愛によりこの世に復活を遂げたスパニッシュネオクラストの伝説っすよ。 Ictusの全てが網羅。後追い組の俺、感涙。もう、これホント最高。特にっつーか、やはりっつーか1曲38分の超大曲「Imperivm」にゃ拳を突き上げて号泣せざるを得んです。
いや、まあディスコグラフィー盤が年間ベスト1位って結果は我ながら変だと思うけど、いや、この際、どうでもいいや。これがぶっちぎりの1位です!
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って感じです。どーすか? … …まあ、あれだね、ランキングを考えてる最中から薄々感じてはいたけど、「年間ベスト」なんだから、やっぱり新譜に限定して選出しないと変だわな。ごめんね。来年は通常に戻します。
でまあ、今年のCD/レコード購入の傾向としては3LAさんを筆頭に色んな個人ディストロを巡ってみたりして、薄っぺらい俺にしちゃあ、ちょっと掘り下げて聴いてみるって事を意識した年でもありました。その結果、やっぱ俺って基本的に激しい音楽が好きなんだなと再確認できました。ニワカだけどね。 うん、まあ、そんな感じ。<おわり>