落ちたねん
日曜日。天気も良いので嫁と子供を連れて公園でピクニック。途中スーパーに寄って弁当と酒と菓子を買った。
家族でピクニックなんて幸せそうですね と、思ってくれる人もいるかもしれんが、実のところ、シンプルに金がないのでピクニックぐらいしかできねえんだよ。ピクニックが関の山なんです。本当は寿司が食いたい。
なので、夏が本格的に来て暑くて死んじゃうみたいな時期が来るまでは基本的に休日はピクニックに興じます。それ以外の選択肢は俺が殺した。
でも、緑に囲まれて青空の下で飲む酒がうまいのは事実。公園の遊具で遊ぶ子供をヘラヘラ笑いながら眺めているのは悪い気分じゃない。嫁さんが作ってくれたサンドイッチもまあまあ美味いし。
しかし我ながら、最近、少し酒を飲みすぎな気がしないでもない。この記事も飲みながら書いてる。 まあ 血筋と言えば血筋かな。死んだじいさんもどこに出しても恥ずかしくない立派なアル中だったし。じいさん、晩年はヤベー時の中島らもみたいな喋り方になってたもんな。あの世でも飲んどるんかいな。 ひ孫を見て欲しかったわ。
↑ 公園のすぐ近くに緑化センターみたいなところがあって、温室の中にいっぱいサボテンがあった。 綾波っつーか使徒っぽい見た目。
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涙が出るほど俺の子供 って話。
小学2年生になるウチの長男が、小学校からの帰り道ドブに落ちた。ぼちぼち田んぼに水も入れるかって時期なので水かさは結構深く、下手すりゃ流されて死んでいた可能性もある。
ランドセルも教科書も濡れて汚れてしまったが、まぁケガひとつなかったのは本当にラッキーだったとしか言いようがない。靴は無くなったが…。
で、なんでドブに落ちたのかと問い詰めて、長男から返ってきた答えが「後ろ向きに歩いてたら、 落ちたねん」だった。 いや 何で後ろ向きに歩くねんw!と問う俺に「面白いからに決まってるやろが!!」と食い気味で叫ぶ長男。う、うわー…めちゃくちゃバカだあぁぁ。
めちゃくちゃバカだが、自分の子供の頃を見ているみたいで複雑な気分だ。
小学生の頃、俺も同じようなことをしてドブに落ちた記憶がある。俺が自分に課したルールは 目をつぶって だったかな。わはは、俺の方が難易度高いぜ。
ってゆーか、俺らの時代、少なくとも俺の周りには同じようなバカをやらかしたヤツがいっぱいいる。そんなバカばっかりが集まって楽しく、仲良くやっていた記憶がある。 俺に言わせりゃ現代のガキたちがクールすぎるんだよ。そういう意味ではうちのガキは大正解。男子小学生のあるべき姿と言える。ドブにも落ちずに何が男子小学生か!!と、誰かに怒鳴り散らしたい気持ちすらあるよ。