ありがとう、さようなら(後編)
ちなみに捨てられなかったモノは、写真と手紙だ。亡くなった友人と一緒に写ってる写真とか、幼稚園の先生にもらった手紙とか。メルカリで金にならんけど、やはりああいうのは捨てられない。
その中でも、ぶっちぎりにエモいのはコレだ。
腐海から拾ってきたんじゃないですよ。 永らく押入れに封印されていた、3才くらいだった俺が大切にしていた犬のぬいぐるみだ。犬に見えないほど 朽ち果てています。
昔、ばあちゃんチで飼っていた犬と同じ名でチッチと呼んでいた。 このチッチってぬいぐるみが大好きで、どこに行くにも一緒だった と、いうのが俺のアタマに残る最古の記憶。 人生、最初の友達とも言える。
ご覧の通りビニール袋の中でゾンビ化してしまっているが、これは一緒に棺桶に入るレベルのモノだな。どんな大金積まれても手放せないモノのひとつである。たぶん魂が宿っているよ。アニミズム。
あと、なぜか大量にあったファミ通も残した。
↑ これでごく一部。まだまだあるよ。
これに至っては 後日 捨てるつもり。ただ捨てる前に、ちょっと読んでみたかったのだ。 98〜99年頃のファミ通がたくさんあって、時代的にはFFの8が出るだの 出ただので大賑わいの様子。グラビアにはデビューしたての深田恭子とか加藤あいとかがいてめちゃ可愛い。 …この話はどうでもいいな。 欲しい人、一冊50円で譲るよ。
前編と後編で分けるほどの記事じゃなかったな。