ヘドブログ

ヘドゲインくんのQ極Z対オルタナティヴ育児日記

ありがとう、さようなら(前編)

『懐かしさ』に精神を壊されるような2日間であった。いや、マジで。

かくかくしかじかの理由により、俺が中学〜高校時代(13〜18歳くらい)を主に過ごした住まいを急遽 片付けることとなった。超久々に足を踏み入れるノスタルジー空間。思わずヒャ〜と声が出る。

ということで、とりあえず、全部捨てるぜ!ってハナシなんだけど、まず金目のものがないか探した。当時のモノが当時のまま残っていたりするので、プレミア的な意味でそれなりに期待できた。

そしたら案の定、へっへっへ、出るわ 出るわ。希少なゲームソフト、オモチャ、漫画らを数点 発見!  埃を拭き取り、アルコール消毒して復活させ、そのままメルカリに放出。あっちゅうまに1万円以上の売り上げとなった。わははははははは。

その他、青春を濃厚に過ごした住まいだけあって、懐かしくて胸が苦しくなるモノが次々に出現し、その都度、片付けの手が止まる。涙腺が何度も緩む。 まったく捗らぬ!

その当時 仲よかった奴らとのプリクラ、その当時 やってたバイトの給料明細、大昔のファミ通、自作の漫画(笑)、歴代使用していたガラケー などなどなど、列挙にいとまがない。 付き合って間もない彼女(今の嫁)の写真なんかも出てきて、そのあまりの可愛さに 時の流れの残酷さなんかを感じたり 感じなかったり。南無阿弥陀仏

それら全てをドカーン!と捨てるつもりで臨んだわけだが、非情になりきれない。心が苦しい。言わば、住まい自体がタイプカプセルになっている様なもんだからね。様々な思い出が土石流となり俺を押しつぶす。 

でも、いちいち選別なんてしてたら片付けなんて永遠に終わらない。目をつぶってワー!っと叫びながらそれらを一気にゴミ袋へぶちこむ。 「平成も終わるし、いい機会なんだ」、そう自分に言い聞かせながら。

本当の本当に捨てれないモノ(死んだら棺桶に一緒に入るレベルのモノ)を残し、全てをゴミ袋に詰め終わった。 心身ともに疲れたよ。

 

なんかさあ〜、当たり前の話だけどさ〜

俺という人間も、いきなり今の俺になったワケじゃなくて、少年〜青年時代を経て、今に至ってんだな〜。  …と、いう謎の感慨。